デンマークでは、クリスマスが近づくと街や広場、歴史的な建物などでJulemarked(クリスマスマーケット)が開かれます。
買い物をするだけでなく、冬の時間そのものを楽しめる場所であるクリスマスマーケットは、クリスマスの飾りや雑貨が並ぶほか、グロッグのような温かい飲み物や、エーブルスキーバをはじめとする冬のお菓子も登場します。

寒い日に食べるおやつは、いつもよりおいしそうです
この記事では、そんなクリスマスマーケットを入口に、デンマークで親しまれている食べ物や飲み物、そして北欧の冬の過ごし方を紹介します。
- デンマークのクリスマスマーケットの特徴
- マーケットで親しまれている食べ物と飲み物
- グロッグやエーブルスキーバの楽しみ方
- クリスマスマーケットとヒュッゲの関わり
- 食文化から見えるデンマークの冬の過ごし方
デンマークのクリスマスマーケットとは?
デンマークでは、クリスマスが近づくと街や広場、歴史的な建物などでJulemarked(クリスマスマーケット)が開かれます。
会場にはクリスマスの飾りや雑貨を扱う店のほか、グロッグのような温かい飲み物や、エーブルスキーバなど、この時期ならではの食べ物も並びます。
食べたり飲んだりしながら楽しむ冬の時間
クリスマスマーケットでは、目的のものを買うためだけではなく、食べたり飲んだりしながら、冬の街をゆっくり歩く時間も楽しみのひとつ。
寒い季節だからこそ、温かい飲み物や甘いお菓子がより身近に感じられ、マーケットに並ぶ食べ物も、冬の街を楽しむ時間の一部になっています。
「ヒュッゲ」と楽しむクリスマス
こうした過ごし方には、デンマークで大切にされている「ヒュッゲ」の考え方とも通じるものがあります。
食べ物や飲み物だけでなく、その場の雰囲気や、一緒に過ごす時間まで含めて楽しむ。クリスマスマーケットも、そんなデンマークの冬の過ごし方を感じられる場所のひとつです。
デンマークのクリスマスマーケットは、クリスマスの買い物をする場所であると同時に、食べたり、飲んだり、人と過ごしたりしながら、冬の時間を楽しむ場所でもあります。
クリスマスマーケットで味わうデンマークの冬
デンマークのクリスマスマーケットでは、クリスマスの飾りや雑貨だけでなく、この時期ならではの食べ物や飲み物も楽しめます。
寒い屋外で味わう温かい飲み物や、甘い香りのお菓子は、マーケットを歩く時間にも欠かせないものです。
温かいグロッグ
グロッグは、赤ワインなどをベースにスパイスを加えて温める、北欧で親しまれている冬の飲み物。
デンマークでもクリスマスシーズンになると楽しまれ、マーケットでは温かいグロッグを片手に会場を歩く人の姿が見られます。
シナモンやクローブなどのスパイスが香る一杯は、冷えた体を温めながら、クリスマスらしい雰囲気を楽しむのにぴったりです。
丸いお菓子「エーブルスキーバ」
エーブルスキーバは、丸い形が特徴的なデンマークの伝統的なお菓子。
専用の焼き型でひとつずつ焼き上げ、粉砂糖やジャムを添えて楽しみます。ふんわりとした生地と、甘酸っぱいジャムの組み合わせは、クリスマスシーズンにもよく似合います。
マーケットやクリスマスの集まりでも親しまれており、デンマークの冬を代表するお菓子のひとつです。
甘い香りが広がるクリスマスのお菓子
デンマークのクリスマスには、エーブルスキーバ以外にもさまざまなお菓子があります。
例えば、ねじれた形が特徴のクレイナーや、小さなスパイスクッキーのペベルノッダーも、クリスマスの時期によく楽しまれるお菓子。
シナモンやカルダモンなどのスパイスが香るものも多く、マーケットを歩いていると、温かい飲み物だけでなく、お菓子からもクリスマスらしい香りが感じられます。
こうした季節のお菓子が並ぶのも、デンマークのクリスマスマーケットならではの楽しみのひとつです。

どれから食べるか、歩きながら迷ってしまいそうです
日本の冬にも取り入れたいデンマークの楽しみ方
デンマークのクリスマスマーケットで感じられるのは、華やかなクリスマスだけではありません。
寒い季節に温かいものを味わい、灯りのある場所で人と過ごす。そんな冬ならではの時間の楽しみ方があります。
温かい飲み物と冬のお菓子を用意する
グロッグや温かいコーヒーを用意して、エーブルスキーバやスパイスの効いたお菓子を添え、マーケット風の組み合わせを自宅のテーブルに取り入れると、いつものおやつ時間も少し特別になります。
灯りを囲んでゆっくり過ごす
キャンドルや小さなライトを灯して、食事やお茶を楽しむのもデンマークの冬らしい過ごし方。
外が暗くなるのが早い冬だからこそ、家の中に温かな明かりをつくる。食べ物だけではなく、こうした空間づくりも冬を楽しむ大切な要素になっています。
家族や友人とクリスマスの時間を楽しむ
クリスマスの時期には、家族や友人と食卓を囲み、食べたり話したりしながら過ごす時間も大切にされています。
日本でも、温かい飲み物と季節のお菓子を用意して、いつもより少しゆっくり話す時間をつくる。デンマークのクリスマスマーケットからは、そんな「冬の時間を楽しむ」という考え方を取り入れることができます。
さいごに
デンマークのクリスマスマーケットには、クリスマスの飾りや雑貨だけでなく、グロッグやエーブルスキーバなど、この季節ならではの食べ物や飲み物が並びます。
温かい飲み物を片手にマーケットを歩き、お菓子を味わいながら家族や友人と過ごす。そこには、寒い冬の中でも心地よい時間を楽しむ、デンマークらしい冬の過ごし方が見えてきます。
クリスマスマーケットは、クリスマスの買い物をするためだけの場所ではありません。
食べること、飲むこと、灯りを楽しむこと、そして誰かと一緒に過ごすこと。そうしたひとつひとつが重なって、デンマークの冬の風景をつくっています。
華やかなマーケットの向こう側には、冬を心地よく過ごすための食文化や暮らしの工夫があります。

寒い季節だからこそ楽しめる時間があるんですね

参考サイト・資料についてはこちらをご覧ください

